梨が育つまでの風景

そんなには早い開花ではありませんでした。4月13日の交配ですので1~2日昨年より 早いでしょうか。
今年も交配の花粉は百華園で生産されました。

百華園の風景

2011年度4/5のソメイ吉野の桜満開です。昨年より1週間は遅いでしょうか

交配用の長十郎の木を、花粉樹として植栽しております。

花粉樹の花のつぼみが大きくなってきたのできっています。

枝を切ってきたものをコンテナの中に入れて、暖房をして花を開花させます。開花した花を採取しております。

枝より採取した花がこちらです。

採取した花を葯採取機にかけて葯だけを取り出します。

採取した葯から余計なものを振るいにかけて新聞紙の上で乾燥させます。

最後のごみを取りのどいて、純粋なオシベだけにいたします。

このオシベをこのような機械で温度をかけて花粉を吹かせます。約28度で12時間くらいかかります。

見ずらいかも知れませんが黄色くなっているのが花粉の出てきたおしべです。

葯から花粉を取り出すのにこのような機械を使います。花粉だけが残ります。

花粉だけでは花粉の量が足りませんので石松子を入れて増量いたします。

石松子の粉というのはこの植物日陰のかずらという植物の花粉です。本来は黄色ですが赤く色をつけてあります。

昨年から、交配に新兵器をいれました。従来の筆での交配より数倍早く交配出来ますが値段は筆の数十倍です。

交配器での交配の様子です。

2011年度の愛甘水梨の花です。

2011年度の清澄梨の花です。

2011年の交配です。

重さにより梨の選別をしています。

韓国の梨生産者の方々が、百華園を訪れました。総勢30数名でした。

韓国の梨生産者の方々が、百華園を訪れました。総勢30数名でした。

兵庫県の香住町の梨生産農家14名の方々が見学に来てくださいました。
(平成20/01/26)

1/26日の訪問でしたが、昨日は夕方雪が降って5cmほど積もったそうです。

7/18日 鳥取県 米子市より20名の見学がありました。

園内に入っての熱心な勉強会でした。
(平成20/07/18)

韓国の梨生産者の方々が今年も百華園を訪れました。
(平成20/09/24)

9/24韓国からは総勢20名の訪問者です。

百華園の倉庫の前に植えた河津桜の若木ですが、もう満開になりました。
(平成22/03/14)

韓国の梨生産者の方々が今年も百華園を訪れました。
(平成22/08/31)

8/31韓国からは総勢30名の訪問者です。

受粉について

花の交配には、自家受粉と他家受粉があります。
自家受粉とは、同じ花の(同じ遺伝子)のオシベから出た花粉が同じ花のメシベの柱頭につくことです。 他家受粉とは他の遺伝子を持った花の、オシベから出た花粉が、異なる遺伝子を持った花のメシベの柱頭につくことです。他家受粉と自家受粉はそれぞれ長短があり、植物は種によってこれを使い分けています。

○自家受粉
植物とって花は、他の個体との遺伝子を交換するためのものですが、他の遺伝子を持った個体の 花粉によって受粉することが出来ない場合もあります。 他の遺伝子を持った個体と花粉によって受粉が出来ない場合、緊急避難的措置として自らの花粉で 受精し子孫を残す手段がとられます。この受粉が自家受粉です。
自家受粉の植物として、ぶどう、稲、ツユクサ、エンドウ、トマトなどがあげられます。

○他家受粉
他の遺伝子を持った個体の花粉でしか受精しないので、梨などの場合は品種の違った花粉での作業、例えば二十世紀梨は長十郎、豊水梨、幸水梨他の品種との受粉作業をしなければならず又、豊水梨は二十世紀梨、あるいは幸水梨他の品種との受粉作業が必要になります他家受粉の植物として、柿、梨、桃、りんごなどがあります。

木酢液について


通常の木酢液
百華園が使っている、木酢液です。きれいな琥珀色をしております。木酢液を炭を焼く窯から蒸留によって取り出したときは、真っ黒な液体でタールその他の不純物が含まれておりますが精製して不純物を取り除き、有効成分だけにするとこのようにきれいな琥珀色になります。

ニンニク木酢液
ニンニク木酢液の話です。百華園では4年前から木酢液を使っていますが、何とか農薬をもっと減らすためのものはないかと探していましたところ、私のサイトでも扱っている活性炭のシャロームの社長さんがニンニクを木酢液につけ、それをアブラムシにかけるところころと落ちてしまいました。それにキャベツに散布すると、いつもついていた青虫がぜんぜん来てないでと教えてくれました。
それでインターネットで調べてみると、ニンニクには殺菌効果、防虫効果があるようですしそれに唐辛子、クエン酸を混ぜて使うとなお一層効果が相乗されるとのこと。早速百華園も、ニンニクを漬け込んで見ました。農薬の殺虫剤を普段の倍くらい薄く、ニンニク入り木酢液を200倍くらいに薄めて散布いたしましたところ、アリマキがほとんどいなくなりました。まだ試験の段階ですが、これからも農薬を少しでも減らす為の工夫をしたいと思います。